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野尻湖パーフェクトマップ

小出茂

+++小出 茂+++

シーズン中は、ほぼ毎日のようにビッグフィッシュを釣りあげる野尻湖マスター。豊富な経験に裏打ちされた正確な読みで、その日のバスの状態を瞬時に見極める。
<野尻湖マリーナスタッフ>


小出茂氏とスモールマウス金色に輝くスモールマウスの里 〜長野県野尻湖〜
 長野県の湖の中で最も透明度が高いと言われる野尻湖は、五三ヶ岳(黒姫・妙高・斑尾・飯綱・戸隠山)に囲まれた美しいカルデラ湖です。99年には上信越自動車道が全面開通し、東京から3時間、新潟からも2時間とたいへんアクセスしやすくなりました。
 スモールマウスバスは10年ほど前に発見され、その後5年前には解禁となり、現在では40cmを超えるビッグ・スモールマウスが釣れる国内屈指の好フィールドとして一躍脚光を浴びるようになりました。
 ブラックバス以外でも、冬の屋形船によるワカサギ釣りは有名で、その他にもコイ・マブナ・ヘラブナ・ハヤ・ウグイ・ヒメマス・草魚・ヨシノボリ・モエビ・手長エビなどの多くの生物が生息する湖です。(小出 茂)

※ポイント名をクリックすると、そのポイントの写真と解説が表示されます
城帰り 野尻湖ホテル 樅ヶ崎 金山 亀石 舟瀬 松ヶ崎 菅川 寺ヶ崎 YMCA 竜ヶ崎 カトリック教会 紫岩 ム広場 水道局 YWCA 琵琶ヶ崎 縦ヶ崎 栗ヶ原 水中島 砂間ヶ崎 砂間館 国際村 大崎 キャンプ場 野田屋ホテル 立ヶ鼻 東北電力 野尻湖マリーナ 弁天島


野尻湖を攻略する3つの要素 〜泥・岩・ストラクチャー〜


1、泥地と赤土

野尻湖のほとんどが泥地のフラットエリアによって構成されています。これはスモールマウスを攻略する上で絶対に欠かせない要素で野尻湖の特徴的な地質と言えます。
ワカサギがいることが絶対条件で、その日のワカサギのいる水深をイチ早く知ることが釣果を左右します。逆にワカサギがいなければ、早々に見切りをつけてしまう方が得策です。
ところどころで赤土のハードボトムになっているところもあるので、魚探で見つけたらじっくり攻めてみよう。

泥地の代表的なポイント:立ヶ鼻〜野田屋ホテル〜キャンプ場、国際村〜砂間館の沖、YWCAワンド、水道局ワンド、菅川ワンド、舟瀬ワンドなど
代表的な赤土のハードボトム:松ヶ崎、寺ヶ崎など


2、岩場のブレイク

南側の岬まわりはほとんどが岩で形成され急深になっている。その岩と岩の間には多くのスモールマウスやランカーサイズのラージマウスがついていることが多い。冬の間の越冬場所でもあり、一年を通してバスが集まるポイントと言える。特に飛び出すような形をした大きな岩にはランカー級がついている可能性が高い。真夏の暑い日が続いている時期にもおすすめのポイントだ。

岩場の代表的なポイント:砂間ヶ崎、琵琶ヶ崎、紫岩、竜宮崎、亀石、金山、樅ヶ崎 など


3、ストラクチャーまわり

桟橋、倒木、オダ、砂利、ゴロタ石、オーバーハング下、係留ブイ下のロープ、リバーチャンネル+湧き水などが野尻湖の主なストラクチャーとなる。バスはこうしたストラクチャーを好む習性があり、倒木、オダ、オーバーハング下などは、一年を通してラージマウスがつくポイントとなる。また、5月下旬〜8月頃にかけては、スモール・ラージともに桟橋下のシェード部分にいることが多くなる。
注)ただし、浮き桟橋周辺にはロープが入っていることが多いので、確認してから狙うこと。釣りを禁止している桟橋もあるので要注意!

ストラクチャーの代表的なポイント:野尻湖マリーナ〜城帰り、東北電力、水中島、水道局ワンド、寺ヶ崎など
砂やジャリの代表的なポイント:大崎、ム広場、カトリック教会




ポイント紹介(写真はおもに97年冬の大減水時のものです)

琵琶島(弁天島)   全体マップへ戻る

ストラクチャーが点在する野尻湖屈指の好ポイント!
北側の沖の真ん中に位置し、一年中ワカサギが入ってくる好ポイント。水通しも良く、東側は地形の変化が激しい赤土のハードボトムで砂利やゴロタ石も多い。北側は南からの強風時の船の避難場所となるので、アンカー代わりのものやスタンプ、小さな倒木などが沈んでいる。ボート屋からも近いので、手こぎやフットターボにおすすめ。40cmアップが年間で一番多く出ているポイントだ。

弁天島
弁天島
弁天島
弁天島全景(南側) 弁天島東側 弁天島西側

野尻湖マリーナ〜城帰り   全体マップへ戻る

桟橋のシェードは絶好のストラクチャー!
野尻湖のほとんどのボート店が集まるエリアで、この桟橋のシェード部分にバスがついていることが多い。また、野尻湖マリーナ前の石道路は弁天島まで続いている。底質は基本的には泥だが、ところどころで赤土が見られる。桟橋によっては釣りを禁止しているところもあるので注意したい。

野尻湖マリーナ
町営駐車場前
城帰り(土砂崩れ)
弁天島まで続くマリーナの石道路 町営駐車場前 元ペンションの土砂崩れ跡

東北電力   全体マップへ戻る

リバーチャンネル沿いの湧き水を狙え!
東北電力前の流れ込みには、これに沿うようにリバーチャンネルがあり、所々に湧き水が出ている。ここは春先〜夏の終わりにかけて水深5〜6mのチャンネルブレイク+湧き水がおすすめ。もちろん手こぎやフットターボで狙えるポイントだ。

東北電力
東北電力
東北電力
東北電力全景 東北電力(正面) 東北電力(野尻湖マリーナ側から)

立ヶ鼻〜野田屋ホテル〜キャンプ場   全体マップへ戻る

広大なフラットエリアに集まるワカサギを探せ!
立ヶ鼻からキャンプ場にかけては、野尻湖で最も広い泥地のフラットエリアとなっている。フラットと言うだけあって、地形の急激な変化はなく、岸から沖にかけてなだらかに深くなっている。このフラットエリアに集まるワカサギを追ってバスが回遊してくる。また、点在する桟橋も狙い目だ。

立ヶ鼻
野田屋ホテル
キャンプ場
立ヶ鼻(遊覧船乗り場横) 野田屋ホテル前の流れ込み キャンプ場前の桟橋

大崎   全体マップへ戻る

砂地の馬の背は絶好のスポーニングエリア!
大きな馬の背状になっており、野尻湖で唯一砂地の岬である。小砂利が多くスポーニングエリアとしても最適で、大量のワカサギが年間を通して入ってくる。釣果にはムラがあるが、当たれば大爆発することがある。おすすめは春と秋。

大崎の禁漁ブイ
大崎(国際村側から)
大崎(音大寮前)
大崎の禁漁ブイ 大崎(国際村側から) 音大寮(赤い屋根)前の桟橋

国際村〜砂間館   全体マップへ戻る

赤土の岩盤と泥地がポイント!
このエリアも基本的には泥地のフラットであるが、岸際の浅瀬部分が赤土の岩盤になっている。バスはこの岩盤と泥地の部分が組み合わさるところにいることが多いので、底質を感じながらていねいに探ってみよう。

国際村
国際村の桟橋
砂間館前の赤土
国際村は緑の建物が目印 国際村の桟橋付近 砂間館前は赤土の岩盤

砂間ヶ崎、縦ヶ崎、琵琶ヶ崎   全体マップへ戻る

岩場の岬はバスがいる水深を見極める!
南側の岬の典型的なポイントであり、すべて岩によって形成されているために水通しが良い。北側一帯でにごりが入ってもこのエリアだけ爆釣することがあるくらいだ。また、等深線がまとまって岸に近づき急激に落ち込んでいるために、バスがいる水深さえ発見できれば一気に固め打ちすることも可能だ。

砂間ヶ崎
縦ヶ崎
琵琶ヶ崎
砂間ヶ崎 縦ヶ崎は大きめの石が多い 急深の琵琶ヶ崎

水中島   全体マップへ戻る

ハードボトムの水中島はワカサギの宝庫!
南側の砂間ヶ崎と琵琶ヶ崎の接点状にある細長い水中島は、地形の変化に富んだハードボトムで水通しが良いためにワカサギが多く入ってくる。以前に東北電力の監視塔が立っていたために、いまだにコンクリートの基礎が残っている。特に春〜秋に有望なポイントだ。水中島のてっぺんは小さいので3艇も入ればいっぱい。無理に割り込んでトラブルを起こさないように気をつけたい。

砂間ヶ崎先端
琵琶ヶ崎先端
水中島(魚探)
砂間ヶ崎先端 琵琶ヶ崎先端 島の頂上は満水時で水深3mほど

栗ヶ原ワンド、YWCAワンド   全体マップへ戻る

ブレイクラインに接したワンドが多くのバスをストックする!
急深の岩のなかにある栗ヶ原とYWCAは、傾斜が緩く泥質となっている。ストラクチャーが乏しい野尻湖においては、こうした地形の変化がバスをストックする条件となる。ヒットポイントは岩盤と泥質の境目で、ワンドにベイトフィッシュがいればかなりのバスがいると思ってまず間違いない。YWCAの奥は釣り禁止になっているので注意。
栗ヶ原ワンドの倒木
YWCAワンド(全景)
YWCAワンド湾奥の赤土部分
栗ヶ原ワンドの倒木 YWCAワンド(全景) YWCAワンド湾奥の赤土部分

水道局ワンド   全体マップへ戻る

点在するオダはバスの隠れ家!
水道局ワンドは広範囲にわたってオダが沈められているポイント。このオダにはバスが必ずと言っていいほどついている。魚探を駆使して丹念に探っていけば、すぐに見つけられるはずだ。

水道局ワンド(全景)
水道局正面
水道局ワンドの倒木
水道局ワンド(全景) 水道局正面 水道局ワンドの倒木

ム広場、カトリック教会   全体マップへ戻る

紫岩を挟む2つのワンド!
紫岩を挟むように位置する2つのワンドが、ム広場とカトリック教会。底質は小砂利。ここも紫岩の岩盤と小砂利・ゴロタ石がコンタクトする部分が狙い目となる。

ム広場(紫岩側から)
ム広場の湾奥はジャリ
カトリック教会
ム広場(紫岩側から) ム広場の湾奥はジャリ カトリック教会

紫岩、竜宮崎   全体マップへ戻る

最深部に隣接した岬はバスの通り道!
文字通り紫色をした紫岩。ここの沖には夏になるとマリンスポーツで使われるジャンプ台が設置される。竜宮崎は湖の最深部に最も近い岬で水深の変化が激しく、バスの通り道となっている。ヒメマスのポイントとしても有名だ。

紫岩(全景)
紫岩(ム広場側から)
竜宮崎
紫岩(全景) 紫岩(ム広場側から) 竜宮崎

寺ヶ崎〜菅川ワンド   全体マップへ戻る

湖東側に位置する最大のワンド!
野尻湖で最も広いワンドが菅川ワンド。このワンドには古海川が流れ込み、遠浅の泥地が広がっている。もちろん、ワカサギなどのベイトフィッシュも大量にストックしている。また、ハードボトムの寺ヶ崎は、その岸際に倒木が多数あり、ラージマウスの一級ポイントとなっている。YMCAワンドは私有地のため釣り禁止なので気をつけたい。

寺ヶ崎の倒木
菅川ワンド(古海川流れ込み)
菅川ワンド東側
寺ヶ崎横の倒木群 菅川ワンド(古海川流れ込み) 菅川ワンド東側

松ヶ崎〜舟瀬   全体マップへ戻る

ハードボトムから続く小バス必釣ワンド!
赤土のハードボトムからなる松ヶ崎から続くワンドが舟瀬ワンド。このワンドはとにかくスモールマウスの小バスが多く、数釣りやはじめてのスモールマウスを釣るのに最適なポイントだ。サイズにこだわらなければ、おすすめのポイントだ。

舟瀬ワンド(全景)
舟瀬ワンド(湾奥)
松ヶ崎 舟瀬ワンド(全景) 舟瀬ワンド(湾奥)

亀石〜金山〜樅ヶ崎   全体マップへ戻る

くぼみと張り出しが交互にミックスされた好ポイント!
舟瀬ワンドから樅ヶ崎までの、泥質のくぼみと岩質の張り出しが交互に組み合わされているポイント。くぼみは小さいながらもワンドの形をしており、岬とワンドのコンビネーションがバスをストックする好ポイントとしている。また、亀石の船瀬側には倒木があり、大型の実績も高い。亀石と金山の間のワンド、樅ヶ崎の先端は禁漁区となっている。
 
亀石
金山
樅ヶ崎
亀石 金山 樅ヶ崎



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